これだけ必要!結婚式の費用は292.3万円【誰でもできる節約方法を徹底解説】

たくさんのお金

  • 結婚式っていくら必要?
  • 結婚したいけどお金がない
  • 結婚式のご祝儀や親からの援助は?

結婚はそれ相応の覚悟と、避けては通れないお金の問題があります。

挙式・披露宴・ウェディングパーティの総額は2020年度の全国平均で292.3万円となっています。(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))

それゆえ「お金は無いけど結婚式はできる?」と悩みをもつケースは多いです

 

私は2003年に結婚、名古屋駅前にあった高砂殿ザ・グランドティアラで結婚式を挙げました。

当時は社会人に成り立てだったので、貯金も100万円未満でした。

それでも親族やゲストの方々からのご祝儀のおかげで、無事に結婚式を行うことができました。

 

この記事では、結婚式にかかる費用の節約方法について分かりやすく解説をします。

この記事を読めば、結婚式の費用イメージが定着し節約できる項目を知ることが出来ます

私もこの記事の内容を実践し、招待状や席次表を手作りして節約することが出来ました。

お城の王子様・お姫様になる夢、叶えてみませんか?

ぜひ最後までご覧ください!

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1. 結婚式の費用/親・親族の負担は179万円

ハンガーにかかったウェディングドレス

挙式・披露宴の会場は、一般の結婚式場(専門式場)・ホテル・ハウスウェディング(ゲストハウス)・レストランが一般的です。

会場に支払う費用は事前に精算するところが多い為、ご祝儀が入る前の段階で総額分を用意しておく必要があります。

 

基本的には新郎新婦の貯金がメインの資金源となり、ご祝儀と合わせて総額分をまかなえるのがベストです。

それほど2人の貯金がない場合は、お互いのご両親に資金援助をお願いしてみましょう。

親に頼るのは気が引けるかもしれませんが、我が子のお願いならば喜んで援助してくれる可能性は高いです。

お気に入りのドレスをもう1着だけ着たいけど、予算overだから諦めようかな。

悩んでいたら、その思いをご両親に伝えてみてください。喜んで我が子の願いを叶えてくれるはずです。

 

挙式・披露宴・ウエディングパーティの費用として親・親族から援助があった総額は、2020年度の全国平均で179万円となっています。(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))

ご両親から資金援助を受けた場合は、後でご祝儀の中からお返しすることを念頭におきましょう。

2. 結婚式にかかる費用の内訳

計算機と見積書

以下のリストは、結婚式にかかる費用の目安です。

料理と飲み物・引き出物などゲストの人数による影響や、新郎新婦のお色直しの衣装・スナップ撮影などの追加項目による影響で総額は大きく変動します。

2人にとって必要なもの・不必要なものを明確にリストアップすることができれば、限られた予算の中でうまく収めることが可能です。

  • 挙式料:30.4万円
  • ウエルカムアイテム:1.5万円
  • ペーパーアイテム(招待状・席札・席次表を手作りした場合)(1人あたり):0.1万円
  • 料理・飲み物(1人あたり):2万円
  • 引出物(1人あたり):0.7万円
  • 会場装花:16.3万円
  • ブーケ(1個あたり):4.8万円
  • 新婦の衣装:45.8万円
  • 新郎の衣装:15.9万円
  • ブライダルエステ:8.9万円
  • スナップ撮影(事業者を利用する場合):20.9万円
  • ビデオ撮影(事業者を利用する場合):20万円

(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))

文字の色と蛍光色の意味は、以下となります。

  • 青文字 ••• 手作りすることが比較的容易な項目
  • 緑の蛍光ペン ••• ゲストの人数で金額が変わる項目
  • オレンジ文字 ••• グレードが上がりやすい項目
  • 青の蛍光ペン ••• 追加になることが多い項目

2-1. 結婚式にかかる費用の節約アイテム5選

結婚式にかかる費用のイメージができた後は、支払い総額を抑えるために節約できるものがないかを考えてみましょう。

節約とは、無駄な支出を省くことです!

ゲストのおもてなしに関連する部分を省いてしまうのは、本末転倒となります。

代表的な節約アイテム5選は、以下となります。

  • 結婚式の日取り
  • ペーパーアイテムを手作りする
  • 新婦のお色直しをヘアチェンジにする
  • 挙式・披露宴会場の特典を利用
  • クレジットカードによる支払い

2-1-1. 節約アイテム①:結婚式の日取り

気持ちの良い晴天が続きやすい10月や11月・ジューンブライドの6月はとても人気が高いです。

挙式・披露宴の価格設定はもともと高く、予約もすぐに埋まってしまいます。

 

中国から伝わった1日の時間の吉凶(きっきょう)を占う六曜(ろくよう)については、大安・友引・先勝の日を避ければ比較的予約が取りやすいです。

仏滅でもよければ、割引きプランを用意している会場もあります。

 

ナイトウェディングのような需要の少ないプランを選ぶのも、節約の手段の1つとなります。

その場合は、お互いのご両親と事前にご相談することをお勧めします。

2-1-2. 節約アイテム②:ペーパーアイテムを手作り

ペーパーアイテムである招待状・席札・席次表は、手作りすることで20万円以上の節約(業者に作成依頼をした場合と比べて)が期待できます。

パソコンとプリンターがあれば、市販の手作りキット・インターネット上のテンプレート等を利用して、プロ顔負けのデザイン性の高い招待状・席札・席次表を作ることができます。

 

私もこれらのペーパーアイテムは、妻と協力しながら一生懸命作りました。ゲスト一人一人に対して、想いを込めながら向き合うことができました。

妻との共同作業で、とても楽しみながら取り組めたことを覚えています。

ぜひ、ペーパーアイテム作りにチャレンジしてみてください。

結婚式の招待状や返信ハガキの書き方に関する詳しい内容は、以下で解説をしています。

▶️ 招待状の文例をご紹介【結婚式の招待状や返信ハガキの書き方を徹底解説】

披露宴会場のテーブル配置や順番・席次表の書き方に関する詳しい内容は、以下で解説をしています。

▶️ 席次表とは?【披露宴会場のテーブル配置や順番・席次表の書き方を徹底解説】

2-1-3. 節約アイテム③:新婦のお色直しをヘアチェンジに

新婦のお色直しの衣装は、ホワイトドレス1着に加えてカラードレスなどでお色直しするとイメージが変わってとても華やかな雰囲気になります。

節約をするなら、ホワイトドレス1着(2wayドレスも良い)にしてヘアチェンジ・ブーケ・小物で大きくイメージを変えるという方法があります。

結婚式の主役はどちらかと言えば新婦さんになります。新郎のお色直しは、こだわらなければ無しでも良いと思います。

 

私もお色直しはしませんでした。

妻が衣装チェンジしている間、私はゲストの方々と談笑する時間をもつことができたので、とても有意義に過ごすことができました。

2-1-4. 節約アイテム④:挙式・披露宴会場の特典を利用

挙式・披露宴の会場で気になるところがあれば、結婚式のイメージを膨らませる手段としてブライダルフェアに行くことをお勧めします。

ブライダルフェアの時にもし成約ができたら、特典がついてきたり、金額設定が変わらずに会場装花やブーケなどのグレードを上げてもらえたり、お得なアイテムを手に入れることができます。

2-1-5. 節約アイテム⑤:クレジットカードによる支払い

挙式・披露宴の会場に支払う費用は事前に全て精算することになっている事が多いですが、最近ではクレジットカードによる支払いが可能な会場も出てきました。

クレジットカードを利用することができれば、多額の現金を持ち歩く必要はなくなります。

引き落し日が翌月以降になって、結婚式にかかる費用の精算がとても楽になります。

大きな金額をまとめて精算することによるポイント還元も期待できるので、メリットはとても大きいです。

2-2. 予算overになる確率は高い

当初の見積りよりも最終的な支払い総額が高くなる確率は高いです。

2020年度の全国平均で、67%の人が「見積もり金額より上がった」と答えています。

見積りより上がった金額は、85.2万円となっています。(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))

100万円くらい余裕を持って、予算立てしたいですね。

 

グレードが上がったり追加になることが多い項目は、料理・飲み物・引き出物・会場装花・ブーケ・新郎新婦の衣装・ブライダルエステ・スナップ撮影・ビデオ撮影が挙げられます。

その他、外部からの持ち込み料金、遠方から来られるゲストの宿泊費・交通費、受付け係へのお礼、主賓の方々へのお車代などが必要となります。

細かい部分ですが、きちんと把握して計算しておくことが大切です。

コミットメントと一貫性の原理が一致すると自然と強力な働きかけが発生しますが、その代表的な「段階的要請法」については以下で解説をしています。

▶️ 一貫性とは?【結婚式の費用は見積り額+85.2万円】身近に存在する事例を解説 の 2-1. コミットメント 例:結婚式にかかる費用

2-3. パックプランの利用は人気

パックプランはお手軽で割安感もあり、とても人気があります。

2020年度の全国平均では、60.1%の人がパックプランを利用しています。(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))

主なパックプランの仕様は、以下の3つとなります。

  • ベーシック仕様:挙式・料理・飲み物・会場装花など必要最低限のものがセットになっているが、新郎新婦の衣装や引き出物は含まれない場合が多い
  • フルパッケージ仕様:引き出物以外の全てが含まれているが、グレードを上げる必要がないかは要検討
  • 平日・オフシーズン・仏滅仕様:需要の少ない閑散期を利用した、ベーシック仕様よりも割安でお得な内容

パックプランを検討する際は、ベーシック仕様を基本として、どれくらいのオプション設定が必要になるのか確認することが大切です。

 

結婚式のお礼に関して、心付けやお車代の詳しい内容は、以下で解説をしています。

▶️ 【結婚式のお礼はどうする?】心付けやお車代の相場を徹底解説


いかがでしたでしょうか。

結婚式にかかる費用の節約方法について解説をしました。

支払い総額がとても高くなりますが、2人にとって必要なもの・不必要なものを明確にリストアップして細かな部分もしっかり把握することができれば、楽しみながら自信をもって結婚式に向かって進むことができます。

今しかできない事、始めてみませんか?

この記事が皆さまのお役に立てば幸いです。