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- 結婚したいけど大変そう
- 挙式はどんな形があるのだろう
- 費用の相場が知りたい
結婚式には様々なスタイルがあります。挙式の定番は「キリスト教式(教会式)」です。
最近では形式にとらわれず新郎新婦の思い通りの演出が可能な「人前式」の人気が出てきています。
そのような中「どんなスタイルの結婚式にすれば良いのか分からない」と悩みをもつケースは多いです。
私は2003年に結婚、名古屋駅前にあった高砂殿ザ・グランドティアラで結婚式を挙げました。
挙式はキリスト教式(教会式)で、披露宴は専門式場です。
専門スタッフの豊富な知識と経験を頼りにできた安心感で、とても満足度の高い結婚式を挙げることができました。
この記事では、結婚式のスタイルや招待人数・費用の相場について理解し納得してもらえるように解説をします。
この記事を読めば、結婚式のイメージが定着し結婚に向かって大きく前進します。
私もこの記事の内容を実践し、結婚式に向けて順調に準備を進めていくことが出来ました。
「お城の王子様・お姫様になる夢、叶えてみませんか?」
ぜひ最後までご覧ください!
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この記事で分かること
1. 結婚式のコンセプトを決める
結婚式の準備はおおよそ1年前くらいから始めると、余裕をもって進めることができます。
一番最初に考えるべきは結婚式のコンセプトです。どのような結婚式を実現したいのか2人でよく話し合う必要があります。
そもそも結婚式って、なぜ行わないといけないの?
そこから考え始めれば自然と目的が決まっていきます。
結婚をするということは、2人の関係だけで済む話しではありません。
お互いの家族・親戚・仕事関係・友達などの大きな輪の中で関係性をもって生活をしていくという事になります。
この関係性がうまくいけば、2人にとってこの上なく幸せな形になっていきます。
なるほど!
だから結婚式を挙げるのか。
結婚式に参加してもらうことで2人の「人となり」を感じてもらう事ができます。
花嫁さん、とても「良い子」だったよ。
と言われるような結婚式ができれば、これから2人はとても幸せな生活を送ることができます。
お互いの家族・親戚は、血の繋がりがあることから、より強い関係性となります。
好き嫌いのレベルで語れる話しではなく、強制的に繋がりをもつ事になります。
「身内になって良かった」と思えるような付き合い方をできるようにする必要があります。
これから2人の人生をスタートするにあたりいかに祝福される関係性を築くか・いかに2人が生活しやすい環境を築けるかがとても大切です。
例えば何かの機会で親戚一同が集まった場合、なかなか輪に溶け込めない雰囲気だったとしたら・・・。
あの時の結婚式の衣装、とても綺麗で似合っていたね。
というような会話がきっかけで、その輪にうまく溶け込める事ができるようになります。
2. 結婚式の準備をはじめよう
結婚式のコンセプトが決まったら、次の準備に進みましょう。
ゲストの顔ぶれと人数についてどうするのか、お互いのご両親にも確認して具体的にイメージしていきましょう。
親族中心?
友達中心?
会社関係はどこまで呼ぶ?
家族・親族から「媒酌人を立ててほしい」というような希望が出るかもしれませんので、確認が必要です。
【参考情報】披露宴・ウェディングパーティの招待客人数の全国平均は42.8人となっています。(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))
予算は、ゲストに感謝しゲストに楽しんでもらえる場を提供するのであれば「おもてなし」に関連する部分にお金をかけるなど、具体的にイメージをしていきましょう。
結婚式の費用に関する詳しい内容は、以下で解説をしています。
結婚式のイメージをもっと膨らませる手段としてブライダルフェアに行くことをお勧めします。
新郎新婦役のモデルさんが本番さながらの挙式・披露宴を模擬し再現してくれます。
テーブルコーディネートや会場の装飾も間近で見ることができて、リーズナブルな価格で実際のメニューを試食することもできます。
私もブライダルフェアは参加をしましたが、結婚式へのイメージが固まって準備するスピードがとても早くなっていきました。
結婚式の日取りについて、気持ちの良い晴天が続きやすい10月や11月はとても人気があります。
ギリシャ神話の結婚・出産をつかさどる女神JUNOが守護する6月「ジューンブライド」も人気があります。
日にちは、中国から伝わった六曜(ろくよう)を意識して吉日とされる大安を選ぶのが一般的です。
天候の影響を大きく受けたり費用もバラつきがあるので、総合的にバランスをみて日取りを決定しましょう。
六曜の意味については、以下で解説をしています。
▶️ 結納とは 何?【80%以上が両家の顔合わせのみ】今と昔の違いを分かりやすく解説 の 3-1. 六曜(ろくよう)の意味
3. 挙式のスタイル:主に4つ
挙式とは、結婚を誓い合う儀式のことです。
代表的なスタイルとしては以下4つがあります。
キリスト教式(教会式)が一番人気ですが、宗教色もなく費用もリーズナブルな人前式や厳(おごそ)かで格式高く日本人らしい儀式の神前式も最近は人気があります。
お互いのご両親にも確認をしながら、どのような挙式にするのか2人でよく話し合いましょう。
- キリスト教式(教会式):50.9%
- 人前式:26.7%
- 神前式:18.3%
- 仏前式:0.6%
(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))
3-1. キリスト教式(教会式)
キリスト教式(教会式)はホテルや一般の結婚式場のチャペル(礼拝堂)で行われることが多いです。
街の教会でも式を挙げることができます。
カトリック教会では新郎新婦のどちらかが信者である必要がありますが、挙式前の礼拝や結婚セミナーに参加することを条件に使用が可能となる教会もあります。
その一方チャペルは挙式専用として造られた建物なので、誰でも利用が可能です。
専用の支度部屋が用意されているので、使い勝手からすれば圧倒的にチャペルがお勧めです。
父親と歩くバージンロード・裾の長いドレスとヴェール・フラワーシャワーで祝福など、キリスト教式ならではの演出がとても魅力的です。
3-2. 人前式
人前式はお互いの家族・親戚・友人達などの参列者の前で結婚を誓うスタイルです。
宗教色もなく新郎新婦の思いを表現し演出することができます。
その反面、人前式になじみの薄い年配の方々への配慮、演出の詰め込みすぎには注意が必要です。
「誓いの言葉」「指輪の交換」「結婚誓約書に署名」のようなポイントとなるイベントはしっかりと行い、30分程度でメリハリをつけた演出にすると良いです。
ゲストとの距離を縮めたアットホームな雰囲気を作ることができるのが最大の魅力です。
3-3. 神前式
神前式は明治33年の大正天皇ご成婚の儀を基本にして確立されました。
白無垢(しろむく)や綿帽子(わたぼうし)のような日本古来の花嫁衣装を身につけます。
以下の「神前式の流れ」にあるような厳(おごそ)かで神聖な雰囲気が特徴のスタイルとなります。
- 入場
- 修祓(しゅうばつ)の儀:神主(かんぬし)が祓詞(はらいことば)を唱えて大麻(おおぬさ)を振り、一同頭を下げてお祓いを受ける
- 祝詞奏上(のりとそうじょう):神主が読み上げる祝詞を、一同頭を下げて拝聴する
- 三献(さんこん)の儀:小・中・大の順で3つの杯(さかずき)にお神酒(おみき)を注ぎ飲み交わす
- 誓詞奏上(せいしそうじょう):新郎新婦が神前に進み、結婚の誓いの言葉を読み上げる
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん):神々やご先祖からの恵みに感謝し、これからの幸せな家庭生活への願いを玉串に託してお供えする
- 指輪の交換
- 親族杯の儀:両家の縁を結ぶため、両親や親族全員がお神酒を三口で飲み干す
- 退場
一見すると難しそうな儀式がならびますが、当日は巫女(みこ)さんや介添人がフォローをしてくれるので安心して儀式を行うことができます。
3-4. 仏前式
仏前式はお互いを結びつけてくれた先祖からの縁に感謝して仏様に結婚を報告するスタイルです。
菩提寺(ぼだいじ)の本堂や自宅の仏壇の前で行われるのが一般的です。
数珠(じゅず)の交換やお焼香が行われる事や、親族のみの列席が特徴です。
数珠は108つの玉が連なったもので、人間の煩悩(ぼんのう)の数を表します。
3-5. その他の挙式スタイル
2人の思い出の場所や共通の趣味をメインにした個性的な挙式を行うこともできます。
例えば以下のようなものが考えられます。
- 海外
- 国内リゾート地
- テーマパーク
- クルーズ船
- ビーチ
- 水族館
- 映画館
- 美術館
- スポーツ施設
- ライブハウス
- ダイビング
- スカイダイビング
ただし挙式が本来の目的ではない場所ばかりなので、入念な準備が必要です。
サービスやフォローが不十分であったり、屋外であれば天候に左右されることになります。
一般的な挙式のスタイルよりは、費用も時間も多く必要になります。
個性的な挙式をプロデュースする会社を利用するのがお勧めです。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのウェディングについては、以下で解説をしています。
4. 披露宴のスタイル:主に4つ
披露宴の会場は、挙式を行ったホテルや一般の結婚式場で引き続き行うのが一般的です。
神社での挙式後に別の会場で披露宴を行う場合もあります。
設備が充実していてどんな状況にもすぐ対応がとれる一般の結婚式場で行う披露宴が一番人気です。
ゲストが会場にスムーズにたどり着けそうか、ゆっくりくつろげる雰囲気かなどゲストに立場に立って検討することが大切です。
代表的なスタイルとしては、以下4つがあります。
- 一般の結婚式場(専門式場):52.8%
- ホテル:22.4%
- ハウスウェディング(ゲストハウス):11%
- レストラン:9.9%
(出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」全国(推計値))
4-1. 一般の結婚式場(専門式場)
一般の結婚式場は結婚式のために造られた専用の会場です。
控え室や化粧室などの施設から内装・料理・各種プランに至るまで豊富なノウハウを駆使したサポートを受けることができます。
また専門のスタッフや専属のウェディングプランナーがいるため2人の希望にきめ細かく対応してくれて、安心して任せられるのが良いところです。
私も専門式場で結婚式を挙げましたが、専門スタッフの豊富な知識と経験を頼りにできた安心感でとても満足度の高い結婚式を挙げることができました。
唯一のデメリットをあげるとすると、その日は大安吉日であったため他の方々の結婚式と重なってロビーが大混雑になったことです。
六曜を気にしないのであれば、人気がありそうな日取りは避けたほうが良いです。
4-2. ホテル
ホテルは色々な宴会場をそろえており、様々な挙式のスタイルにも対応が可能です。
宿泊施設・料理・サービス・ロビーやクロークなどの設備も充実しているのでゲストの信頼度も高いです。
また比較的アクセスが良く、遠方から来られるゲストはそのまま宿泊できるのも魅力的です。
ただしホテルの知名度と比例して費用も高めになりますので、予算を考えながら取捨選択してプランとオプションを決めましょう。
4-3. ハウスウェディング(ゲストハウス)
ハウスウェディングはおしゃれな一軒家を貸し切って特別な雰囲気の中で自分達らしい結婚式をすることが可能です。
貸し切りで1日1組限定のところが多いため、他の方々の結婚式とバッティングすることがありません。
施設内外のスペースが自由に使用できるため、テラス・ガーデン・プールなどロケーションを最大に生かすことができるのも魅力的です。
ただし駅から遠い場所でアクセスが良くない場合があるのと年配者の方々には馴染みにくい雰囲気になってしまうことが考えられます。
4-4. レストラン
レストランの披露宴は、おいしい料理でゲストをもてなすことができます。
アットフォームな雰囲気なのでゲストとの会話もはずみます。費用もホテルや一般の結婚式場よりリーズナブルです。
ただし控え室や化粧室などの施設や演出用の設備が備え付けられていない場合もありますので、事前によく確認をしましょう。
4-5. その他の披露宴スタイル
その他の披露宴スタイルとして、緑豊かな庭園で行うガーデンウェディングがあります。
披露宴と2次会の中間に位置するカジュアルウェディング(1.5次会)もあります。
4-5-1. ガーデンウェディング
ガーデンウェディングは開放感のある屋外で行われます。
会場のレイアウトも自由ですし心に残る演出(バルーンリリースやバブルシャワーなど)も行うことが可能です。
料理もビュッフェスタイルや、ビアガーデンのようにアウトドア感覚で楽しむことができます。
ただし最大の懸念点は天候です。
夏は熱中症やゲリラ豪雨に気をつけないといけないですし、雪が降るような寒い時期もお勧めはできません。
またアットホームすぎる傾向があって立ちっぱなしになり易いので、ゲストへの配慮は一番に考えなければなりません。
4-5-2. カジュアルウェディング(1.5次会)
カジュアルウェディングは通常の披露宴と2次会の中間的な雰囲気で行われるスタイルです。
明確な定義はありませんが、海外挙式が終わったあとの帰国後に行われるものや、友人達へのお披露目で行われる「1.5次会」と呼ばれるものが代表的です。
従って親族や会社関係の方々を招待する場合にはカジュアルすぎる一面がありますので、ゲスト層には充分配慮が必要です。
場所はレストランが定番です。コース料理の場合はご祝儀制、ビュッフェスタイルの場合は会費制にするのが良いでしょう。
結婚前のやることリストについては、以下で解説をしています。
いかがでしたでしょうか。
結婚式のコンセプト・準備・スタイルについて解説をしました。
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