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- 結婚式の心付けを渡す人がわからない
- 心付けやお車代を渡すタイミングはいつ?
- 心付けの目安の金額はどれくらい?
結婚式でお世話になる方々には、心付け・お車代を渡す必要があります。
ところが「心付けを渡すタイミングや、目安の金額がわからない」と悩みをもつケースは多いです。
私は2003年に結婚、名古屋駅前にあった高砂殿ザ・グランドティアラで結婚式を挙げました。
心付けやお車代は、お互いの両親に相談をしてリストアップし、両親からお世話になる方々に渡してもらいました。
この記事では、結婚式のお礼や心付け・お車代の相場について理解し納得してもらえるように解説をします。
この記事の内容に沿って準備を進めれば、結婚式は間違いなく大成功です。
私もこの記事の内容を実践し、ゲストの方々から祝福を受けて結婚式を無事に挙げることが出来ました。
「結婚式の成功は準備がすべて、1つ1つ進めてみませんか?」
ぜひ最後までご覧ください!
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この記事で分かること
1. お礼の渡し方
結婚式当日にお世話になる方々には、心付け・お車代を渡すのがマナーです。
媒酌人や会場係、受付や司会者・カメラマンなど、両家で相談をしてリストアップしましょう。
結婚式当日は、新郎新婦は慌ただしく時間がとれないので、両親がタイミングを見て心付けやお車代を渡します。
結婚式場によっては心付けは不要で、基本的に受け取らないこともあります。その場合は、代わりにきちんとお礼を言いましょう。
1-1. 心付け・お車代を渡す人リスト
心付けやお車代を渡す人のリストは、事前に両家で相談して決めておきます。
心付けを渡す主な方々は、下記となります。
- 媒酌人
- プロの司会者
- プロのカメラマン
- 会場係
- 介添人
- 着付け係
- 美容師
- 演出家/演奏家
- 運転手
- 受付係(友人)
お車代を渡す主な方々は、下記となります。
- 媒酌人
- 主賓をお願いした方
- 乾杯をお願いした方
- 遠方からのゲスト
- 友人の司会者
- 友人のカメラマン
1-2. 心付け・お車代を渡すタイミング
心付け・お車代を渡すタイミングは、結婚式の進行の邪魔にならないように、挙式前やお見送り後などが良いです。
心付けを渡す主なタイミングは、下記となります。
- 媒酌人:招待客を見送った後、あらためてお礼の挨拶をする際に渡す。
- プロの司会者/カメラマン:基本的には渡さない場合が多い。チップとして挙式前に渡しても良い。
- 受付係(友人):受付が始まる前の準備中に、お礼の挨拶とともに渡す。
お車代を渡す主なタイミングは、下記となります。
- 媒酌人:お見送り時に渡す。心付けと一緒に渡しても良い。
- 主賓/乾杯をお願いした方:受付で係から渡してもらう。もしくは控室でお礼も兼ねて渡す。
- 遠方からのゲスト:受付で係から渡してもらう。事前に切符を送付しても良い。
- 友人の司会者:挙式が始まる前に、お礼の挨拶とともに渡す。
1-3. 心付け・お車代を渡す際の表書き
心付け・お車代を渡す際の表書きは、お相手が受け取り易くなるようにする心遣いが必要です。
もし心付けやお車代を辞退された場合は、必ず違う形で、新居にお招きするなどして感謝の気持ちを伝えましょう。
心付けを渡す際の主な表書きは、下記となります。
- プロの司会者/カメラマン:「寿」「御祝儀」 両家連名
- 会場係:「寿」「御祝儀」 両家連名
- 介添人:「寿」「御祝儀」 新婦側
- 着付け係:「寿」「御祝儀」 新郎新婦それぞれ
- 美容師:「寿」「御祝儀」 新婦側
- 演出家/演奏家:「寿」「御祝儀」 両家連名
- 運転手:「寿」「御祝儀」 新郎新婦それぞれ
- 受付係(友人):「寿」「御礼」 新郎新婦それぞれ
お車代を渡す際の主な表書きは、下記となります。
- 友人の司会者/カメラマン:「寿」「御礼」「御車代」 両家連名
2. 心付け・お車代の金額
心付け・お車代を渡す時に注意したいことは、下記となります。
- 新札を用意する。
- お札の表側を正面にして入れる。
- 結び切りののし袋・ぽち袋を用意する。
- 金額別に袋の大きさ・柄を変える。
- なるべく人目につかないように渡す。
- 不足の事態に備えて、袋と新札は多めに用意する。
心付けを渡す際の目安となる金額は、下記となります。
- 媒酌人:ご祝儀の倍返し(20〜30万円)
- プロの司会者/カメラマン:3千円
- 会場係:1人千円、もしくは責任者にまとめて1〜3万円
- 介添人:3〜5千円
- 着付け係:責任者に5千円、その他の方には3千円
- 美容師:3千円
- 演出家/演奏家:3千円
- 運転手:2〜3千円
- 受付係(友人):3〜5千円
お車代を渡す際の目安となる金額は、下記となります。
- 媒酌人:1万円〜
- 主賓/乾杯をお願いした方:1万円〜
- 遠方からのゲスト:交通費の半額、もしくは全額
- 友人の司会者:1〜3万円
- 友人のカメラマン:1〜2万円
結婚式の費用に関する詳しい内容は、以下で解説をしています。
いかがでしたでしょうか。
結婚式のお礼ついて、心付けやお車代の解説をしました。
時間に余裕を持って準備をしっかり進めれば、当日の結婚式は間違いなく大成功です。
「一生に一度のできごと、あなたの記憶に残しませんか?」
この記事が皆さまのお役に立てば幸いです。
【参考文献】子どもの結婚式 親の心得と挨拶
岩下 宣子 2015年5月10日 第5刷発行